帯は、着物がはだけない為の物で、着物と同じようにさまざまな格や種類があります。仕立てによって名称が分かれており、幅も長さもある「袋帯」、幅広で短い「名古屋帯」、幅が細く長さのある「半巾帯」と呼び分けられています。

帯の長さは、合わせる着物や使う場面が関係しています。例えば袋帯はお祝いの席に使うことが多いので、お喜びが重なって続きますように、という意味が込められた「二重太鼓」や華やかな席を一層美しく飾る「飾り結び」をするので眺めの長さになっています。

袋帯は最も格が高く、袋状の作りをしているのが特徴で、礼装として使われます。名古屋帯は袋帯の次に格の高い帯です。袋帯よりもカジュアルに使用され、紬や小紋などカジュアルな着物に合わせます。

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